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「失敗を楽しもう」 齋藤ウィリアム浩幸氏 外国特派員協会で講演

 日本外国特派員協会(FCCJ)が開催する「朝会」で今週、日系2世の起業家、齋藤ウィリアム浩幸さんが、自身の生い立ちを振り返りながら「日本と国際化」について語ってくれました。米国の大学の医学部を卒業後、指紋を読み取る生体認証技術を開発するなど、とんでもない経歴の持ち主ですが、ユーモアを交えながら気さくに自身の考えを披露してくれました。おかげで、このブログのテーマである留学の効果についてあらためて確認することができました。

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(趣味のプラモデルを復活。創造力の鍛錬につながるか・・・)

 齋藤さんは僕より4歳上の40歳代前半で、官民の活動に積極的にかかわり、内閣府本府参与などを務めています。米国に移住した両親は完全な日本人とのことで、子供の頃に英語を教わることはなかったですが、代わりに数学を学び、のちのセキュリティー技術開発などにつながったそうです。

 日本の人たちについては、「多くの趣味を持ってほしい」と言います。様々な趣味を体験することで、創造力や応用力が磨かれます。英語を小学校から必修にするのはいいですが、単に知識を習得するのではなく、なぜ学習するのか、どのようにして学習したことを使っていくのかが大切だと強調します。また、「失敗してもいい。失敗を楽しもう」と言い、「困ったら助けを求めたらいい」とメンタリティーの問題点を指摘しました。齋藤さんもこれまで起業したものの、失敗したことがあります。

 イギリスに留学していた時は、確かに「失敗してどうしよう」とか「失敗したら恥ずかしい」という人に出会ったことはあまりなかった気がします。齋藤さんは日本の学生に様々な違いや価値観を体験してもらおうと、自身で奨学金を出していますが、「学生本人は非常に前向きなのに、その母親が私のところに怒鳴りこんでくる」ことがあったそうです。親としては、就職活動の方が大事なのに留学なんて-という失敗を恐れる意識があるようです。

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(ロンドンのカフェにて)

 残念ながら日本から海外に留学する日本人学生の数は、文部科学省によると、約5万7000人と減ってきています。最近の報道では、「若者が内向きになっている」という声もありますが、どうすればいいのでしょう?齋藤さんに考えるところを聞いてみると、「私の仕事は、日本から留学した人の成功を応援することです」と答えてくれました。「My job is to create an ambassador」という表現を使っていました。精神面と資金面から留学をサポートしてくれるのは心強いです。

 齋藤さんは、文部科学省のヒアリングでも今回の内容を詳しくお話しています。詳しくは、このリンクへ

 日本は居心地がいいのでついつい安住してしまいそうですが、チャレンジ精神を忘れないでいたいです。


#ご質問などありましたら、お気軽に Sho100のメール shoy003(あっとマーク)yahoo.co.jp へ



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Sho100

Author:Sho100
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 新聞記者を12年やって、2011年9月からイギリス・グリニッジ大学大学院へ。Public Relationsの修士コースで学び、2012年のロンドン五輪で柔道・レスリング担当の公式リポーター。
 柔道3段。TOEIC 945。TOEFL 89(IBT)。
 取材渡航歴:カナダ・バンクーバー(冬季五輪)、インド・ムンバイ(テロ事件)、アフガニスタン(テロ事件)、サイパン(刑事事件)
 得意分野:環境(COP10, Biodiversity)、教育(大学)、交通(ローカル線)
Email: shoy003あっとyahoo.co.jp
Twitter:あっとawesomesho

「当ブログの掲載内容は、私個人の見解によるもので、必ずしも所属する組織・団体の立場や見解を反映するものではありません」

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