08
:
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
   

国連広報局・須賀正義さん 「ポストの職責にあった実績を作る」

 ニューヨークにある国連本部の広報局でプレスオフィサーを務める須賀正義さんが10日、東京都内で、「伝える仕事の舞台裏」と題して講演し、自身の就職までの道のりを語ってくれました。日本とアメリカで記者を経験し、現在は広報に携わっている経歴は僕と重なるところがあります。留学後の職歴をどう積み上げるのかといった課題を考えるうえで、大いに参考になりました。

20140111suga.png
(須賀正義さん、国連広報センターのホームページより)

 須賀さんは、早稲田大学教育学部英語英文学科を卒業後、約10年間、英字紙朝日イブニングニュースで記者を務められました。当初は英語教員を目指されていたそうですが、在学中の留学で、「自分は日本のことを何も知らないな」と気づかされ、メディアの仕事に方向転換されました。渡米後、CNNの日本語ニュースサイト編集者を経て、ジョージア州立大学でMBAを取得。2012年まで7年間、日本経済新聞アメリカ社でニュース翻訳者を務められました。

 国連に入ったのは、47歳となった2012年。過去に2度、チャレンジしていずれも失敗しましたが、あきらめずに面接の準備や英語のブラッシュアップをされていたそうです。「父親の世代の定年は55歳。自分も、あと数えるほどの歳になった。このままではいけない」と気持ちを切り替え、Competency based interview (過去の具体的な経験を引き出しながら、面接官の質問に答える面接方式)などについて、参考書を買って自分で準備されました。

 英語圏で生まれた帰国生でないのに、連日、国連の会議を傍聴して英文のプレスリリースを作成するという難しい業務をこなされていることに敬意を感じます。国連のポジションをゲットするためには、もちろんインターンなどを通じた人脈や情報網は重要ですが、「応募されているポストの職責にあった実績を作るのが大事」と強調されました。

 須賀さんはこれまで、国内外で記者を務め、プレスオフィサーに見合う実績と経験を積まれてきました。僕の経験からも、特に公務員系のポストは募集要項の要件が10あれば、10すべてに合致する自分の能力を開発したり、探し出したりしなければいけません。足りなければ、その要件を満たせるよう鍛錬する、というのが須賀さんのアドバイスです。

 これだけの努力をしても、応募状況や各機関のニーズによって合否は左右されます。泥臭いですが、「希望を捨てない。採用を勝ち取るまでやる」と、須賀さんは参加者にエールを送っていました。

 国際機関への就職を後押しする取り組みが、外務省で行われています。詳しくは、こちらへ。



#ご質問などありましたら、お気軽に Sho100のメール shoy003(あっとマーク)yahoo.co.jp へ



<キーワード> イギリス 留学 PR 海外 グリニッジ大学 大学院 社会人留学 ジャーナリズム Public Relations 広報 メディア British Council 新聞 記者 修士 master ロンドン オリンピック 五輪 学生


Secre

プロフィール

Sho100

Author:Sho100
For English version, please go to
http://
awesomesho1.blog.fc2.com/

 新聞記者を12年やって、2011年9月からイギリス・グリニッジ大学大学院へ。Public Relationsの修士コースで学び、2012年のロンドン五輪で柔道・レスリング担当の公式リポーター。
 柔道3段。TOEIC 945。TOEFL 89(IBT)。
 取材渡航歴:カナダ・バンクーバー(冬季五輪)、インド・ムンバイ(テロ事件)、アフガニスタン(テロ事件)、サイパン(刑事事件)
 得意分野:環境(COP10, Biodiversity)、教育(大学)、交通(ローカル線)
Email: shoy003あっとyahoo.co.jp
Twitter:あっとawesomesho

「当ブログの掲載内容は、私個人の見解によるもので、必ずしも所属する組織・団体の立場や見解を反映するものではありません」

最新記事

リンク

最新コメント

月別アーカイブ

カテゴリ

Vistors

検索フォーム

RSSリンクの表示

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR

最新トラックバック