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英国大使の講演 「説明は簡潔に、反論は素早く」

 ディビッド・ウォレン駐日英国大使の特別講演を聞きに行きました。ちょうど一時帰国中の9日、東京大学本郷キャンパスで開催されるのを知り、急きょ予定に組み込みました。後半の質問タイムで、日本政府の国際社会に対する説明手法についてコメントをいただき、わざわざ足を運んだかいがありました。
 ウォレン大使は、今年4月に発表された日英両国首相による共同声明の概略や、大使館の役割について解説。日本政府に対し、死刑廃止をはたらきかけたり、温暖化の対策について高い目標を設定するよう期待を示したりしていることなどをお話しました。尖閣諸島の問題については、英国は法的に利害関係を持たないものの、国際法に基づいて解決されることを望む、との考えを示しました。

20121026davidwarren.jpg
The Japan Society of the UK のサイトより)

 質問の時間を多くとってもらったので、尖閣諸島をめぐる日本政府の広報の仕方を引き合いに、大使に意見を聞いてみました。大使は、尖閣問題とは別に日本政府の全般的な説明手法について、「問題のすべての項目について詳細に触れようとしている」と指摘。「論点を厳選し、説明は簡潔にして的を絞るのがいい」と言いました。さらに、アメリカ大統領選の候補者による討論会を例に、「反論は素早く」と述べました。
 日本政府の説明が遅い要因について、コメンテーターを務めた北岡伸一・東京大学名誉教授が説明を加えてくれました。現地の大使館が問題のある報道を見つけても、いちいち本国に確認してからでないと反論できないし、どうしてもAからZまで反論しなければいけない、とこだわってしまうようです。
 僕も一つ、同じような経験がありました。今年2月に授業でグループ発表したとき、発表用の原稿に文字をびっしりと書き込み、パワーポイントのスライドにもたくさんの文字を書き込もうとしていました。ところが、同じグループにいるヨーロッパの学生は、ポイントだけをスライドに書き込み、論点だけをメモしてあとは自由にしゃべるという姿勢でした。少々の枝葉は落としても、短くてわかりやすい説明が大事なんだなと実感しました。


#ご質問などありましたら、お気軽に Sho100のメール shoy003(あっとマーク)yahoo.co.jp へ



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Sho100

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 新聞記者を12年やって、2011年9月からイギリス・グリニッジ大学大学院へ。Public Relationsの修士コースで学び、2012年のロンドン五輪で柔道・レスリング担当の公式リポーター。
 柔道3段。TOEIC 945。TOEFL 89(IBT)。
 取材渡航歴:カナダ・バンクーバー(冬季五輪)、インド・ムンバイ(テロ事件)、アフガニスタン(テロ事件)、サイパン(刑事事件)
 得意分野:環境(COP10, Biodiversity)、教育(大学)、交通(ローカル線)
Email: shoy003あっとyahoo.co.jp
Twitter:あっとawesomesho

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