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イギリスのEU離脱 留学の影響は?

 国民投票によってEU離脱の方向性が示されたイギリス。これから留学する人、現在留学中の人にはどのような影響が出てくるのでしょうか。個人的にはうれしくない選択ですが、今後の政策の変化を冷静に見守るしかありません。友人のコメントを拾うとともに、Erasmus(EU間の大学の交流プログラム)をキーワードに検索してみました。

 "Erasmus byebye--"。24日朝、グリニッジ大学大学院に留学中、半年間だけ同じコースを取っていたフランス人の友人が落胆の感情をネットでつぶやきました。この友人は、EUに加盟する国の大学が互いの学生を交換するErasmusプログラムの一環で、フランスの大学院に進学する前にイギリスに留学していました。彼女以外にも、何人かこの制度でグリニッジに来て、多くのネットワークを築いていました。もし、イギリスがEUでなくなってしまったら、ヨーロッパのほかの国の学生と交流する機会が減るかもしれない、と僕自身は危惧しています。

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(くしくも国民投票の結果と重なって開催中のイギリスフェア。羊のキャラが癒してくれました)

 CNNによると、2013年~2014年にかけてイギリスから1万5000人の学生がErasmusプログラムに参加しているそうです。イギリス人にとっても、EU加盟国への敷居が高くなり、有機的な交流が絶たれてしまうでしょう。

 現役の学生の不安を察してか、ブルネル大学ではErasmusプログラムで在学中の学生やこの秋に入学する学生らに対し、よくある質問と回答形式のページを開設しています。以下、一部引用します。在学中の学生がただちに影響を受けることはない、との内容になっています。ただ、2年後はどうなのかというと答えがないです。

What will happen to EU students with a place to start in 2016/17 and 2017/18?

According to Universities UK (UUK) there is no reason to assume any change to their immigration status or access to student loan book. UUK will be regularly liaising with the Home Office and the Department for Business, Innovation and Skills, and keeping institutions abreast of any updates.

What will happen to EU students studying in the UK under the Erasmus programme?

These students will continue to be eligible for their Erasmus grant, and their immigration status will remain unchanged, for as long as Britain remains a member of the EU and potentially beyond.

What will happen to students studying in the EU and elsewhere under the Erasmus programme?

These students will continue to be eligible for their Erasmus grant, and their immigration status will remain unchanged, for as long as Britain remains a member of the EU and potentially beyond.

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 これとは反対しに、インディペンデント紙では、「イギリスの研究レベルは国際的にハイレベルで、EU以外からも多くの留学生を誘致している」として、離脱しても心配ないとの見解を示しています。

 制度面のこともありますが、イギリスの社会全体が不安定になり、留学環境に影響しないかという心配もあります。引き続き、イギリス留学をお勧めする立場に変わりないですが、今後の状況を注視していきます。


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イギリス大学ランキング 大手紙「ガーディアン」発表 2016年版

 イギリスの大学のランキングが2日、大手紙「ガーディアン」(The Guardian)から発表されました。ガーディアンのランキングは毎年恒例で、僕の出身校、グリニッジ大学もランキングのことはかなり気にしているようで、ランクアップした際にはわざわざプレスリリースを流していました。

 ガーディアンのランキングは、こちらのリンクから→ 「ランキング」

 1位はケンブリッジ、2位はオクスフォードと名門が並びました。ダーハムは昨年の8位から6位にランクアップ、リーズは28位から23位にアップ、カーディフは27位でした。わがグリニッジは、87位から92位とランクを落としていました。ただ、ランキングが変動したからといって1年で劇的によくなったり、悪くなったりするわけではないので、ここ数年間の推移を見たうえで、各大学のカリキュラムや評判なども総合的に分析したほうがいいかもしれません。

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 Public Relationsのコースを提供する大学も紹介されています。なぜかここにグリニッジが入っていないですが、だいたいの大学は網羅しています。ガーディアンの説明によると、このランキングは研究重視ではなく、「大学が学生にどんなことをできるか」に焦点を置いているそうです。

 ガーディアンのほかにもランキングがあります。The Complete University Guideは、Communication & Media Studiesのランキングを発表していて、グリニッジは76位に入っていました。

 多くのランキングはBAレベル(学士)用なので、MA(修士)だと結果は違ってくるかもしれません。これから留学を目指す方々は、あくまで一つの参考資料として見ていただければと思います。


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TOEICで945点を獲得 留学の成果を裏付け

 先月受けたTOEICの試験結果が発表され、最高ランクの900点を突破する945点を獲得しました。手ごたえはあったのですが、ここまで点数が伸びるとは予想していませんでした。テスト勉強ではなく、留学や仕事を通して地道に語学力を磨いてきた成果の裏付けに思えます。

 Listeningは460点(満点495)、Readingは485点(満点495)でした。Listeningでは、会話形式の問題で集中力が切れて3問ほどすっ飛ばしたことを考えると、上々の結果です。TOEFLやIELTSに比べて文章が簡単な一方、スピードが求められるのがTOEICの特徴です。普段やっている通り、選択肢で迷わずに半分は直観に頼ったのもよかったです。

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 TOEICの公式サイトによると、900~990点は「高度な専門書を読んで理解できる」「英語での議論についていける」レベルだそうです。

 一方で、企業の方のお話を聞いていると、Global人材に求める要素として、サバイバル能力や問題解決能力、多様な人の考えを聞いたうえで結論を導き出す力を挙げています。この一環で、語学力が付随してきます。一昔前のような語学研修だけではなく、海外で苦労する体験やインターンシップが広まっており、語学だけで生きていくのは難しそうです。

 今後は、語学プラスαの部分を磨いていきたいと思います。


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英国留学フェアで相談続々 留学者数アップへ貢献

 ブリティッシュ・カウンシルで開催された「春の英国留学フェア」では、社会人で留学を検討している人から交換留学の予定が決まっている現役の大学生まで様々な人とお話しました。僕の知識の範囲ではすべての大学を網羅することができませんでしたが、来場者の方々はわずかであっても現地の情報を仕入れることができて満足な様子でした。

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(当日のボランティアの皆さま)

 英国留学フェアは3月30日、東京・飯田橋のブリティッシュ・カウンシルのオフィスで開かれ、僕を含めて計8人の留学経験者がボランティアとして相談コーナーで待機しました。家族を連れて渡航したり、中学高校レベルから留学したりといろんなパターンの人がいました。なんと、旧知の留学仲間も混じっていて、狭い世界だなあと思いました。

 質問の中で多かったのは、「大学の時の専攻と違うことを大学院で学びたいが、どうすればいいか」「留学を始めるまでに何を準備すればいいのか」。日本で経験した仕事が大学院の専攻と関連していれば、大学で専攻が違っていても問題ないですが、そうでなければ大学院準備コース(プレマスター)を半年から1年は行かなければいけないでしょう。また、渡航するまでに、1日のどこでもいいので英語に触れる機会を作って「英語の基礎体力」をアップさせると、現地での生活が楽になると思います。IELTSのテストをパスしたところで、テストには現れない部分も大切になってきます。

 2月の記事で日本から海外に渡る留学生の数は減ってきていると書きましたが、最近発表された統計では、8年ぶりに増加に転じ、6万人を超えたそうです。地道な活動ですが、今後も留学情報の提供でご協力していきたいと思います。


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「失敗を楽しもう」 齋藤ウィリアム浩幸氏 外国特派員協会で講演

 日本外国特派員協会(FCCJ)が開催する「朝会」で今週、日系2世の起業家、齋藤ウィリアム浩幸さんが、自身の生い立ちを振り返りながら「日本と国際化」について語ってくれました。米国の大学の医学部を卒業後、指紋を読み取る生体認証技術を開発するなど、とんでもない経歴の持ち主ですが、ユーモアを交えながら気さくに自身の考えを披露してくれました。おかげで、このブログのテーマである留学の効果についてあらためて確認することができました。

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(趣味のプラモデルを復活。創造力の鍛錬につながるか・・・)

 齋藤さんは僕より4歳上の40歳代前半で、官民の活動に積極的にかかわり、内閣府本府参与などを務めています。米国に移住した両親は完全な日本人とのことで、子供の頃に英語を教わることはなかったですが、代わりに数学を学び、のちのセキュリティー技術開発などにつながったそうです。

 日本の人たちについては、「多くの趣味を持ってほしい」と言います。様々な趣味を体験することで、創造力や応用力が磨かれます。英語を小学校から必修にするのはいいですが、単に知識を習得するのではなく、なぜ学習するのか、どのようにして学習したことを使っていくのかが大切だと強調します。また、「失敗してもいい。失敗を楽しもう」と言い、「困ったら助けを求めたらいい」とメンタリティーの問題点を指摘しました。齋藤さんもこれまで起業したものの、失敗したことがあります。

 イギリスに留学していた時は、確かに「失敗してどうしよう」とか「失敗したら恥ずかしい」という人に出会ったことはあまりなかった気がします。齋藤さんは日本の学生に様々な違いや価値観を体験してもらおうと、自身で奨学金を出していますが、「学生本人は非常に前向きなのに、その母親が私のところに怒鳴りこんでくる」ことがあったそうです。親としては、就職活動の方が大事なのに留学なんて-という失敗を恐れる意識があるようです。

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(ロンドンのカフェにて)

 残念ながら日本から海外に留学する日本人学生の数は、文部科学省によると、約5万7000人と減ってきています。最近の報道では、「若者が内向きになっている」という声もありますが、どうすればいいのでしょう?齋藤さんに考えるところを聞いてみると、「私の仕事は、日本から留学した人の成功を応援することです」と答えてくれました。「My job is to create an ambassador」という表現を使っていました。精神面と資金面から留学をサポートしてくれるのは心強いです。

 齋藤さんは、文部科学省のヒアリングでも今回の内容を詳しくお話しています。詳しくは、このリンクへ

 日本は居心地がいいのでついつい安住してしまいそうですが、チャレンジ精神を忘れないでいたいです。


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プロフィール

Sho100

Author:Sho100
For English version, please go to
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awesomesho1.blog.fc2.com/

 新聞記者を12年やって、2011年9月からイギリス・グリニッジ大学大学院へ。Public Relationsの修士コースで学び、2012年のロンドン五輪で柔道・レスリング担当の公式リポーター。
 柔道3段。TOEIC 945。TOEFL 89(IBT)。
 取材渡航歴:カナダ・バンクーバー(冬季五輪)、インド・ムンバイ(テロ事件)、アフガニスタン(テロ事件)、サイパン(刑事事件)
 得意分野:環境(COP10, Biodiversity)、教育(大学)、交通(ローカル線)
Email: shoy003あっとyahoo.co.jp
Twitter:あっとawesomesho

「当ブログの掲載内容は、私個人の見解によるもので、必ずしも所属する組織・団体の立場や見解を反映するものではありません」

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